子供に英語を話せるようになってほしい。その一心で、私は8歳の息子と3回セブ島に連れて行きました。
子供を連れてセブ島に留学させたい。でも何から始めればいいかわからない。体調は大丈夫なのか、費用はいくらかかるのか、そもそも効果はあるのか。このページでは、実際に8歳の長男と3回のセブ島親子留学を経験した筆者が、準備から現地での過ごし方、子供の変化まで正直に解説します。
セブ島親子留学とは?まず基本を理解する
セブ島親子留学とは、親が子供に付き添いながらフィリピン・セブ島の語学学校でマンツーマン英語授業を受けさせる留学スタイルです。大きく分けると3つのパターンがあります。
1つ目は親も子供と一緒に授業を受けるパターン。2つ目は子供だけ授業を受けて親は送り迎えをするパターン。3つ目はジュニアキャンプです。ジュニアキャンプは厳密には親子留学とは異なり、子供だけが参加して学校が管理するプログラムです。親が同行しないため、年齢や英語力によっては子供への負担が大きくなることもあります。どのパターンが向いているかは子供の年齢・英語力・性格によって異なります。
筆者の場合、自身はすでにセブ島留学を経験済みだったため、当初は自分も授業を受けるつもりでいましたが、QQEnglishは子供だけの参加でも親が校内に入れることを知り、キャンセル。3回とも子供だけ授業を受けさせ、親は一緒にタクシーで送り届けたあと、校内または隣接カフェで仕事をしながら待つスタイルで通しました。ちなみにQQのWi-Fiが思ったより弱く、仕事が思うように進まなかったのは誤算でしたが(笑)
一般的な英語教育との最大の違いはマンツーマン授業の量です。日本の学習塾でも高い費用を払ってマンツーマン指導を選ぶ親御さんは多いですが、フィリピン留学ではそのマンツーマン授業をグループクラスと同程度の価格で受けられます。限られた時間で最大の効果を出すなら、マンツーマンが最強です。
なぜ今、子供の英語教育にセブ島留学なのか?
英語力が伸び悩む本当の理由
筆者が親子留学を決意した理由は明確でした。子供の英語は「なんとなく話せる」レベルで止まっており、文法がめちゃくちゃな状態だったからです。
フィリピン人の妻が家庭で英語を使っていたため、英語への恐怖心はありませんでした。しかし文法を正しく教えない限り治らない。妻が毎回きちんと訂正できるわけでもない。そしてボキャブラリーを増やす機会も限られていた。このまま放置すれば、中学校以降で確実に困るという危機感がありました。
また日本では英語教育において会話より筆記が優先されるため、テストの点数で評価されやすい現実があります。英会話はできるのに英語の点数が取れない、という状況を避けるためにも、早い段階で体系的に学ばせたかったのです。
フィリピン人は子供への接し方が抜群
フィリピン人は子供が大好きで、接し方が自然と上手です。初めて会う子供にも優しく接してくれるため、英語に対してまだ自信のない子供でも萎縮せずに授業に臨めます。
かっこいい発音やネイティブらしい言い回しは、英会話ができるようになってからでも十分間に合います。それよりもまず「英語が伝わる・楽しい」という体験を積ませることの方が遥かに重要です。ほとんどの子供は理想ばかり追いかけて、英会話そのものができるようにならないまま大きくなってしまいます。その土台を最短で作れる場所がフィリピン留学です。
セブ島親子留学の費用【2026年最新】
期間別の費用目安
子供1人・1日4時間マンツーマン授業の場合の目安です。
| 期間 | 子供の授業料+宿泊 | 航空券(親子) | 生活費 | 合計目安 |
|---|---|---|---|---|
| 1週間 | 8〜12万円 | 10万円 | 2万円 | 20〜24万円 |
| 2週間 | 14〜18万円 | 10万円 | 4万円 | 28〜32万円 |
| 1ヶ月 | 25〜35万円 | 10万円 | 10万円 | 45〜55万円 |
※親も授業を受ける場合は別途授業料が加算されます。また現地でのSSP代・教材費・アクティビティなど予想外の出費は必ず発生します。総費用はこの目安より1〜2割多く見積もっておくことをおすすめします。
費用を抑えるコツ
GWや夏休みのピーク時期を少しずらすだけで航空券代が大きく変わります。筆者の場合は学校を数日前後で休ませてずらしました。もちろんこの判断は良し悪しがあり、習い事や学校のスケジュールとの調整も必要です。また閑散期(4〜6月・10〜12月)に日系の学校に交渉すると、授業料や宿泊の融通を効かせてもらえることがあります。
学校の選び方
初めてなら日系の学校から
初めての親子留学には日系の学校をおすすめします。理由はシンプルで、困ったときに日本語でサポートを受けられるからです。留学前から相談でき、現地でのトラブルにも対応してもらいやすい環境は、慣れない海外生活での大きな安心感になります。
慣れてきたら学校の選択肢を広げればいい。最初から完璧な学校を探すより、まず行くことの方が重要です。
学校選びの3つの軸
筆者が実際にQQEnglishを選んだ理由は3つです。授業を4時間から選べること、授業料だけ支払えて宿泊を別に手配できること、そして個人的な話をすれば通いたいテニスコートから近かったこと(笑)。この3つが揃ったのがQQEnglishでした。
一般的な親御さんにとっては、QQのビーチフロント校は落ち着いた環境でファミリー向きです。ジュニアキャンプも開催しているため、子供が同世代の友達と交流できる機会もあります。
宿泊場所は学校から徒歩圏内が鉄則
セブ島は渋滞がひどく、特に朝7〜9時・夕方17〜19時の移動は極端に時間がかかります。さらに雨の日はタクシーがほぼ捕まりません。日本の大都市でも雨の日にタクシーが捕まらないことがありますが、セブ島はそれ以上です。需要が供給に追いついていない現状があります。初めての親子留学であれば、多少割高でも学校から徒歩で行ける距離に住むことを強くおすすめします。
セブ島親子留学の準備リスト
日本から持っていくべきもの
・常備薬・整腸剤・経口補水液
・子供用の文房具(ノート・ボールペン・筆箱)
→ 日本製の方が品質が圧倒的に上
・学習教材(目的に合わせて事前に準備)
・Wi-Fiルーターまたは海外ローミング設定
→ 現地のWi-Fiは学校も含めて不安定なことが多い
→ 1週間以内ならレンタルWi-Fiを日本から持参が正解
・ライフジャケットまたははずれない浮き輪
→ プールで遊ぶ場合は必須
・子供の好きな日本食・スナック
→ 食欲が落ちたときの保険として
クレジットカード・キャッシュカードの確認
海外で使えるかどうか、出発前に必ず確認してください。現地で使えなかったというトラブルは非常に多いです。ギリギリの予算で来ることも避けてください。予想外の出費は必ず発生します。
腸内環境を整えておく
出発前から腸内環境を整えておくことをおすすめします。ただし普段から飲んでいない調整剤を急に飲むと体調に変化が出る場合もあるため、まずはヤクルト程度から始めるのが無難です。体調が悪くなってから飲むのでは遅いので、日常から意識しておくことが大切です。
渡航前に「最悪のケース」を想定しておく
渡航日の前日や当日に予定が変わる可能性があるという心構えも大切です。子供の体調は直前まで読めません。渡航1週間前からスイミングを休ませ、外食を避けるなど注意はしていましたが、それでも当日にならないとわからないことがあります。飛行機の遅延・欠航も同様です。
「こうなった場合はこう対処する」というケースを事前にリストアップしておくと、いざというときにリラックスして対処できます。帰国時も同じ心構えで臨んでください。深く考えすぎる必要はありませんが、最悪このケースになったらこうしよう、という想定があるだけで心理的な余裕が全然違います。
セブ島親子留学中の現地での過ごし方
授業の受け方で成果が変わる
子供の英会話力が低い段階では、学校のテキストに任せてマンツーマン授業をたっぷり受けさせるのが最善です。グループクラスは英会話を伸ばすという点では効果が薄いです。友達を作るという点ではあってもいいですが、英会話力の向上を優先するならマンツーマン一択です。
先生には必ず「ノートに最低1ページ書かせてください」と伝えてください。先生によって書かせる量にばらつきがあります。授業終わりにそのノートを子供と一緒に見ながら振り返ることで、復習の効果も高まります。1クラスで一つ何か学んだことがあればOKです。話すだけでは視覚に何も残らないため子供は忘れやすくなります。ホワイトボードがあれば子供に書かせて先生が聞き役に回るのも効果的です。
学校には少し早めに行き、カフェでゆっくり過ごしてから授業に臨むのが理想的です。日本から持参した問題集がある場合は、授業前の朝の時間に済ませる方が効率的です。授業後は疲れているので無理をさせないことが大切です。
現地での食事
昔と違って今の学校はどの国籍の留学生に対してもバランスの良い食事を心がけており、味も美味しいところが多いです。ブッフェ形式の学校が多く、QQ以外でも食事の質は十分期待できます。特に日本人留学生が多い学校では日本人向けの食事に気をつけてくれますので、この点は安心していいでしょう。食事が子供の留学継続のモチベーションになることは、案外見落とされがちです。
学校外での食事は、衛生面を考慮するとモール内のレストラン・ファーストフード・高級ホテルのレストランが安心です。フィリピンのマンゴーシェイクは日本のものとは比べ物にならないくらい美味しく、しかも安いのでぜひ飲んでほしいですが、大量のシロップが入っているケースが多く、ミルクが入っていることもあるためアレルギーがある場合は確認してください。注文の際は「レスシュガー(less sugar)」と伝えると甘さを控えてもらえます。
カットフルーツは時間が経ったものは避けてください。フルーツは常に完熟か、時間が経っていないものを選ぶようにしましょう。
プールは絶対に目を離さない
コンドミニアムのプールで遊ばせる場合は、必ず親が視界の範囲内で見守ってください。監視員がいてもダブルチェックが必要です。ライフジャケットまたはしっかりした浮き輪を必ずつけさせ、夜のプールは避けてください。万が一があってからでは遅いです。日中は暑いので、朝一番か夕方3時以降が泳がせるのに適した時間帯です。
セブ島で子供に与えられる体験
英語力以外の大きな収穫
現地でタクシーや車で移動すると、日本とは全く異なる世界が広がっています。複雑に絡み合った電線、路上で生活している人たち、同じ年齢の子供が全く違う環境で暮らしている現実。これを目にした子供は「なんでこうなっているの?」と自分なりに考え始めます。
英語力とは別の意味で、こうした体験が子供の視野を広げます。親と一緒に問題を解決しながら過ごす時間は、子供にとって忘れられない「別枠の」思い出になります。
シャイな子や内気な子が海外で輝くこともあります。日本では目立たない子が、異国の地では別の一面を見せることがあります。その可能性を探るだけでも、留学には十分な価値があります。
親が頑張る姿を見せることが最大の教育
英会話がうまく話せない親御さんもいると思います。でもそれでいいです。困った状況でどう問題を解決するか、その姿を子供はしっかり見ています。完璧じゃなくても、向き合う姿勢を見せることが最大の教育です。
しっかり動画を撮っておいてください。帰国後に一緒に見返すことで、子供との共有の思い出になります。
セブ島親子留学のよくある質問
英語が全くできない子供でも大丈夫? 問題ありません。むしろ英語ゼロの状態の方が、先入観なく吸収できます。1ヶ月で「英語が楽しい・また話したい」と思って帰国できれば大成功です。
親が英語を話せなくても大丈夫? 日系の学校を選べば日本語サポートがあるため問題ありません。むしろ親が一緒に英語に挑戦する姿を見せることが、子供の最大のモチベーションになります。
何歳から参加できる? 学校によって異なりますが、小学校低学年から受け入れている学校が多いです。筆者の経験では、小学3年生(8歳)で十分集中できることを確認しています。
体調不良になったらどうする? 初めての留学では子供の約5割が何らかの体調不良を経験します。なるものだと思って準備しておけば慌てません。日系の学校なら日本語でサポートを受けられます。
セブ島親子留学のまとめ
親子留学は英語を学ぶだけでなく、海外で生活する体験そのものに価値があります。英語アレルギー・海外アレルギーにならないうちに、早い段階で経験させることが長期的に大きな差を生みます。
完璧な準備が整ってから、という発想は不要です。まず短期で一度行ってみる。それだけで子供も親も大きく変わります。このサイトがその一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
費用についてさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。 → セブ島親子留学の費用 完全版
学校の選び方で迷っている方はこちらが参考になると思います。 → セブ島親子留学の学校の選び方
実際に8歳の息子と3回通った体験談はこちらです。 → 8歳の子供と3回のセブ島親子留学【全記録】
Q:セブ島親子留学は何歳から行けますか?
A:日系の語学学校であれば小学生(6歳以上)からほぼ対応しています。 うちの子供は8歳からスタートしました。未就学児はベビーシッター サービスがある学校を選ぶ必要があります。
Q:親は語学学校で授業を受けなくていいですか?
A:受けなくてOKです。ただし学校によって「子供だけ受講プラン」が ない場合もあります。QQEnglishのように宿泊を外部で手配すれば 親は送り迎えだけというスタイルも可能です。
Q:子供だけ授業を受けさせられますか?
A:できます。私も2回目・3回目は子供だけ授業に参加させ、親は 校内または近くのカフェで待機するスタイルを取りました。 学校によって対応が異なるので事前確認が必要です。
Q:セブ島親子留学の費用はいくらですか?
A:親子2人・1ヶ月の場合で45〜55万円程度が目安です。 航空券・授業料・宿泊・生活費を含んだ総額です。詳しくは 費用完全版の記事をご覧ください。
